KG踏切化工事中の旗の台2号踏切
だいぶお久しぶりです。
旗の台2号踏切が何やら工事中とのことで、現在の姿を見に行ってまいりました。
少し記事の内容は薄いですが、生存報告代わりということでどうかご容赦を。
時間が合わずに夜の訪問となってしまいましたが、想像以上そして期待以上の"工事感"。地下化前の代官山などを連想させる木製の道床がすごくいい感じです。
参考までにこちらは工事前の姿。ザ・普通。
「足もと注意」の白字が追加されていますが、通行には全く支障のないフラットな地面に仕上げられています。
踏切周辺の枕木やバラストも新品に変わりました。線路だけ見るとすごくキレイで、別路線のような感覚です。
ちなみに工事前はこんな感じです。
この旗の台2号踏切で行われている工事とは、「KG踏切化」です。
KG踏切とは、道床がゴムで作られた踏切のことで、現在の東急線では43か所がこれにあたります。
車の通行時の騒音低減はもちろんのこと、部材の軽量化などにおける保守系でのメリットもあって着々とこれに変わりつつあるそうで、大井町線でも多数見ることができます。もっと詳しく知りたい方は調べてください(投げやり)
これはKG踏切化された緑が丘3号踏切の例。地面の濃いブラックの部分がゴムでできており、これが旗の台2号踏切の未来の姿です。(工事は9月中に終わるはずだったようです。)
KG踏切化された旗の台2号踏切と2000系や座席指定車の組み合わせは、"新時代"の幕開けにふさわしい組み合わせになりそうですね。
余談ですが、KG踏切化に合わせ、踏切設備の他の部分もほぼ同時期に新しいものに置き換わることがあります。
例えば戸越公園3号踏切。画像では少しわかりにくいですがKG踏切化されており…
遮断機が2基とも新しいものに交換されています。
旗の台2号踏切について特筆しておきたいのが、大井町線内において"遮断機が古い"ということ。この踏切についている2つの遮断機は、中延1号踏切のうちの1基と旗の台3号踏切のうちの1基に次いで3・4番目に古く、12年半前のものが活躍しています。
残ってくれると嬉しいのですが、どうなることやら。